A&E って何するところ?
こんにちは、Tomです。
先週退院したばっかりなのに、また病院に来ています。連休中でしたが、旦那さんのおしっこがずっと赤茶色で微熱もあったので、A&Eに来ています。
ちなみにイギリスで「A&E」と言えば…
Accident and Emergency: the part of a hospital where people go when they are ill or injured and need treatment quickly
つまり「救急外来」のことです。
「Emergency」と呼ぶこともありますが、私がこれまで家族や友人の会話を聞いているとほぼほぼ「A&E」を使っていました。
基本は「まず、かかりつけ医」ですが、緊急時や夜間、休日の場合でも病院で診てもらう方法が2つあります。
イギリスの医療システムでは111番に電話をすると救急車を呼べます。が、様態と病院の空き状況によってどこの病院に搬送されるか分かりません。
②自力で病院のA&Eに行く(Walk-in)
すでに通院中だったり、病院を指定して緊急で診てもらいたい場合はA&Eに行きます。
近くに病院があるのに、111番に電話したら救急車で遠くの病院に連れていかれた、という話も聞きます。行きたい病院がはっきりしていて、待てる場合は自力でA&Eに行った方がいいと思います。
また、今回は連休中だったので保険会社の24時間オンライン診療サービスを使って意見を聞いてみようとしていました。状況を入力して予約をすると、しばらくして電話がかかってきて「明日の予約まで待たずに今すぐA&Eに行って尿検査をした方がいい。111番じゃなくて、手術を受けて先週退院した病院のA&Eに行きなさい。退院後数日以内の場合は、病院側が早々に退院させてしまい悪化した可能性もあるから優先的に診てもらえるルールがあるから。」と言われたのです。知ってました?!
旦那さんが加入している保険会社のセカンドオピニオンサービスを受けた時の話はコチラからどうぞ。
私たちが来ている病院のA&Eはこんな流れでした。
1. 全員まずは受付で登録をする
2. 受付のナースによる問診→診察される場所が割り振られる
私たちは「assesment unit」というところに行って待つように言われました。とても混んでいる時は患者だけがここで待ち、付添人は外で待つように言われることもあります。
3. ナースによる問診、必要があれば検査
血圧と体温の測定をし、今日の体調、服用中の薬などの質問に答えます。私たちは血液検査と尿検査を受けることになり、採血&採尿をしました。
4. ドクターによる診察、あれば薬の処方
ドクターによるもう少し具体的な診察を受けます。私たちはいつも病院に来るときは過去の診察レポートや血液検査の結果の入ったファイルを持ってくるので、ここでもドクターに見せながら話をします。
そして最終的なドクターの診断を聞きます。患者さんの中には、ここで薬を処方されて帰っていく人もいました。が、旦那さんの場合はなんと「シニアドクターと相談したい」と言われました。
結局その後、ナースがやってきて「入院することになったから、こちらで待っててください」と言われてしまいました。A&Eではものすごく待つ、ということは聞いていたので本を持ってきたりしていましたが、まさかそのまま入院することになるとは!入院する病棟にベッドがあるかどうか確認し、病棟の受け入れ態勢が整うと、ポーターがやってきて車いすに乗って移動しました。
すでにA&E到着から5時間が経っていましたが、隣にいた人はすでに8時間近く待って入院することになったそうです。ここにいるだけで具合が悪くなりそうですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。