勝手に医療英語メモ

旦那さんが英国で治療を受けています。英語で受け取るお知らせや結果を理解するために調べた医療用語のメモです。ご参考まで!

Fortified breakfast cereals

こんにちは、Tomです。

 

旦那さんはがん治療の影響でヘモグロビン値が低く、ひどい貧血になっています。

貧血がひどいと大量に失血する可能性がある外科手術は受けられません。旦那さんが待ち望んでいる股関節置換手術も貧血ではGOサインが出ません。

術前チェックで輸血、または鉄分を直接血管に投与するiron infusion を提案され、さらに日頃の食事での鉄分補給方法に関するパンフレットをもらいました。

そこにはステーキ、ビーフバーガー、レバーといった日本でも目にしそうな名前が並んでいます。さらに「Fortified breakfast cereals」とありました。いったいどんな朝食用シリアルなのでしょうか?

「fortified」で検索するとこのような結果が出ました。

fortified

/ˈfɔːtɪfʌɪd/

See definitions in: Cooking

adjective

increase the nutritional value of (food) by adding vitamins or minerals.
"most commercial brands of almond milk are fortified with vitamins A, D, B2, B12, calcium, and zinc"

どうやら鉄分が「強化された」シリアルのようです。食物繊維をアピールしているシリアルはよく見かけますが、鉄分アップのシリアルもイギリスにはあるのでしょうか。

 

さらに「fortified breakfast cereals」で検索すると興味深いことが書いてありました。

Cereals High In Iron & Iron Fortified Cereals – Active Iron

ここには、朝食用シリアルの中には鉄分はあまり含まれていないものもあるけど、鉄分強化したシリアルは手軽に必要な鉄分をとれるのでおすすめだ、みたいなことが書いてあって、10種類のシリアルが紹介されています。その中でライスクリスピーとコーンフレークについてはアメリカとイギリスで鉄分の含有量が大きく違っていたのです。

 

Cornflakes 28.9mg/100g (US) 8.0mg/100g (UK & Ireland)

Cornflakes come in as the most iron rich cereal due to fortification techniques to enrich this cereal with vitamins and minerals.

原料のとうもろこし自体の鉄分が違うのでしょうか?イギリスのコーンフレークの鉄分はアメリカの3分の1以下です。

 

イギリスとアメリカの差がなく、鉄分補給に良さそうなのはクイック・オーツ(オートミール)でした。

Quaker Quick Oats 19.8mg/100g
Although oats are naturally a good source of iron, Quaker Oats are a particularly good source of iron at almost 20mg per 100g.

 

クイック・オーツは時々食べているので、これは続けていこうと思います。

また、今度スーパーに行った時には「fortified」シリアルがあるか探してみます。