勝手に医療英語メモ

旦那さんが英国で治療を受けています。英語で受け取るお知らせや結果を理解するために調べた医療用語のメモです。ご参考まで!

Potassium が高くて呼び出されました。

こんにちは、Tomです。

今日は血液検査があって病院に行っていたのですが、夕方6時頃に電話があって「Potassium(ポタシアム)がとても高いので、念のためもう一度採血して検査したいから今すぐ病院に来て欲しい。」と言われました。

Potassiumって聞いたことがあるけど、ミネラルの何かとか、それが高いとはどういうことか分からなかったので、とりあえずパソコンをバッグに入れて車に飛び乗り、今病院で検査結果が出るまでの待ち時間に調べています。

すると予想外の事実がわかったのです!!

 

 Potassium 
Potassium is a mineral that your body needs to work properly. It is a type of electrolyte. It helps your nerves to function and muscles to contract. It helps your heartbeat stay regular. It also helps move nutrients into cells and waste products out of cells.
electrolyteとは「電解質」のこと。つまり「イオン」です。
神経や筋肉の働きを助け、心拍を一定に保つのに役立つようです。また細胞に必要な栄養素を取り入れ、不要なものを排出するのを助けるそうです。
これってもしかして減塩の時に耳にする「ナトリウム←→カリウム」とかいうやつ?
 

なんと Potassiumとはカリウム」の英語名だったのです!

「Potassium」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

 
ちなみに「カリウム」はドイツ語だそうです。
カタカナだからといってそのまま言っても英語圏の人に伝わらないことってけっこうありますよね。
 
Potassiumはカタカナで「ポタシウム」と書かれていることが多いですが、発音的には「ポシアム」が近いです。スペシウム光線のようにポタシウムと言っても通じないかもしれません。
 
参考までに「カリウム」とは…
カリウムは、ナトリウムとともに、細胞の浸透圧を維持しているほか、酸・塩基平衡の維持、神経刺激の伝達、心臓機能や筋肉機能の調節、細胞内の酵素反応の調節などの働きをしています。 また、カリウムは腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、尿中への排泄を促進するため、血圧を下げる効果があります。
 
 
そして、旦那さんはPotassiumが高くて病院に呼び出されたのですが、なぜかと言うと「高カリウム血症」で検索しても分かりますが、心臓麻痺が起きたり、最悪の場合死に至ることもあるそうです!
When you have too much potassium in your blood, it is called hyperkalemia, or high potassium. Having too much potassium in your blood can be dangerous. Hyperkalemia can even cause a heart attack or death!
つまり、
血中のカリウムが多い
 ↓
うまく排泄されていない
 ↓
腎臓が機能していない
ということで、本当に「高カリウム血症」なら、早急に適切な治療をしないといけないので、確認の血液検査をするために病院に呼び出されたのです。
心電図の測定もしましたが、そちらは異常なかったそうです。
 
おわりに
癌に罹患すると、癌を発症していない臓器にも影響が出ますが、状況を正しく理解するためにも、重要な指標である血液検査の結果の読み方をもっと勉強したいと思いました。調べ中のメモがたくさんあります。
 
そして待ちに待ったPotassium値の検査結果は正常でした!!(正常の範囲内の高めな数値)
 
どうして高い値が出たのか看護師さんと話していると、恐ろしいことに気づきました。
お昼の検査時に2本目がうまく採血できなくて針が刺さった状態で時間がかかっていたそうで、そうなると血液がどんどん固まってくる=濃くなってしまった状態で検査された、という訳です。
そんなことで夕食前に呼ばれて食べ損ねてもう夜の10時過ぎ。勘弁してくれよ〜と思ったのでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。